お金を借りると返済はいくらになる?大事なポイントを解説!

お金を借りると返済はいくらになる?大事なポイントを解説!

お金を借りるなら、利息を抑えるために知っておくべき3つのポイント

お金を借りる時、何が気になりますか?誰でも、お金を借りるときに最も気になるのは、返すお金は利息分を含めるといくらになるのかということです。
利息も含めた金額(=返済総額)は「金利」「借りる期間」「返済方式」によって変わってきます。
以上のことから、お金を借りる時には、以下の3点に注意してお得に借りましょう。

  1. ①なるべく低い金利で借りること
  2. ②借りる期間はなるべく短くすること
  3. ③できれば一括で、または少ない回数で返済する

お金を借りる前に、「分割返済」と「リボルビング返済」の違いや、返済方式のもう一つのポイントである「元金均等返済」と「元利均等返済」についても見ていきましょう。

「分割」と「リボルビング」それぞれのメリット・デメリット

分割返済とは

分割返済とは、お金を借りる際に返済回数を設定し、元金と利息分を合わせた総額をその回数で割って毎月支払う方法です。クレジットカードでショッピングするときの、3回払いや5回払いといった考え方と同じですね。
メリットは、自分で返済回数を設定できるので、返済の目途が立てやすいことと、月々の返済額を少なくできることです。ただし、いくつもの分割返済が重なると、月々の返済額は膨らみます。
デメリットは、返済回数を多く設定するほど、返済期間が延びて利息が増えることです。

リボルビング返済とは

リボルビング返済は、借り入れ金額に関わらず、毎月一定の金額を支払う返済方法です。カードローンの多くはこのリボルビング返済となります。クレジットカードにもリボ払いの機能がありますね。
メリットは、返済額を一定にできる為、毎月無理なく返済できることです。
デメリットは、月々の返済が少額でもOKだからといって少ない金額で返済を続けると、完済までが長期化し、利息が膨らむことです。
いずれの方法でも、返済が長期化すればするほど利子の支払いが増えることは変わりません。また、どちらの場合でも基本的に繰り上げ返済が可能となっています。借金は無理のない範囲で、可能な限り繰り上げをして短期間で返済しましょう。

元金の返済ペースがちがう!?「元金均等方式」・「元利均等方式」とは

お金の返済方法には大きく「一括返済」「分割返済」「リボ返済」という方法があることは既に書きましたが、利息の扱いについても「元利均等返済」「元金均等返済」という2つの方式があります。実は、同じ金額を同じ金利で同じ期間借りていたとしても、返済方式によって支払う利息の総額が異なるのです。

元金均等返済とは

毎月支払う金額のうち、元金の額が一定です。元利均等返済に比べて元金分が早く減るため、返済がすすむにつれて、毎月の返済額が少なくなります。そのため、元利均等返済と比較して、利息総額や返済総額が少なくてすみます。ただし、返済期間のはじめのうちは元利均等返済よりも月々の返済額が高く、負担が大きいです。

元利均等返済とは

毎月支払う返済額が一定です。返済計画が立てやすく、元金均等返済に比べて当初の返済額を少なくすることができます。一方で元金均等返済に比べて元金分の減りが遅いため、利息総額や返済総額が多くなります。
住宅ローンの場合「元金均等返済」と「元利均等返済」を選べることが多いです。カードローンやキャッシングでは、一般的に「元利均等返済」となっています。

大手カードローン会社の返済方式一覧

では、ここで大手カードローンの返済方式を見てみましょう。
様々な名称がでてきてわかりずらいですが、いずれもリボルビング返済方式ですので大まかな流れは以下の通りです。

  • ①月々の返済をしていく。(返済額は定められた最低返済額以上)
  • ②借りているお金(利息分と元金分)が減っていく。
  • ③残金が月々の最低返済額を下回ったら、最後の1回で残金を支払う
  • ④完済

大手カードローン 返済方式

プロミス 残高スライド元利定額返済方式
アイフル 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式
アコム 定率リボルビング方式
イオン銀行 残高スライド方式
みずほ銀行 残高スライド方式
三井住友銀行 残高スライド元利定額
オリックス銀行 残高スライドリボルビング方式
楽天銀行 残高スライドリボルビング返済方式D
りそな銀行 残高スライド方式

同じリボルビング返済ですが、違いは何かというと、月々の返済額の決まり方です。
各社によって名称は色々ですが3種類(残高スライド方式/定率リボルビング方式/元金定率リボルビング返済方式)に分類できます。それぞれの特徴をおさえましょう

残高スライド方式とは

最終借入をした時点の残高、または毎月の定められた日の借入残高に応じて返済額がスライド(変動)します。上で紹介したカードローンのほとんどはこの方式です。プロミス、アイフル、SMBCモビット、イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、楽天銀行、オリックス銀行、りそな銀行等のカードローンなどはこの方式を採用していますが、消費者金融系のカードローンでは最終借入時の残高、銀行系カードローンでは毎月の約定日残高を基準とすることが多いです。

基本的には、返済をしていく中で残高が減れば返済額も減りますが、新たなキャッシングをして残高が増えれば返済額も増える、という仕組みです。借入残高に応じた毎月の返済額は金融機関ごとに最低返済額を決めており、例えばオリックス銀行カードローンの場合、借入残高が30万円以下のときは月7,000円、30万円超50万円以下のときは月10,000円、50万円超100万円以下のときは月20,000円となっています。
注意すべき点は、月々の返済額が少なくなるということは、それだけ借金の元金の減りも遅くなり、返済期間が長くなる=利息が増えていくということです。 残高スライド方式の金融機関からの借金は、残高が少なくなった時点に繰り上げ返済などでペースを落とさず、なるべく早く返済することを意識してください!

定率リボルビング方式とは

初回の返済から完済まで、毎月定額を返済していく方式。 アコムはこの方式です。利用(借入)限度額内であれば、借り入れを増やしても減らしても、こちらが支払う返済額は一定となります。但し、毎月の返済ごとに利息と元金に割り当てられる金額が変わり、返済スタート時は利息の比率が大きく元金の減りは少ないです。徐々に利息の比率が下がり元金の比率が上がります。
注意すべき点は、借入金を増やしても返済額が変わらないために、借金であるという感覚が薄れてしてしまいがちなことです。極力、追加の融資は避けて早期完済を目指しましょう!
元金定率リボルビング返済方式とは毎月、定められた日の融資残高に応じて返済金額が確定します。この方法は次の式で返済額が計算されます。返済額=借入額×定率+残高に応じた利息(1か月分)※残高に応じた利息(1か月分)=借入残高×金利(年率)÷365日×31日間(その月の日数)となりますこの方式だと、徐々にではありますが月々の返済額は減っていきます。

50万円借りる時 お金のシミュレーション

ここで、異なる返済方式で50万円借りた場合の、返済シミュレーションを見てみましょう。ここでは、残高スライド方式のみずほ銀行カードローンと、定率リボルビング方式のアコムの2パターンを紹介します。いずれも毎月最小返済額で月々の返済をした場合の回数と利息額です。

シミュレーション例:みずほ銀行カードローンで50万円を年利14.0%で借りた場合

残高スライド方式返済回数:76回返済総額:754,937円(利息額:254,937円)

回数 返済額 利息額 借入残高
1回 20,000円 5,901円 491,734円
2回 10,000円 5,736円 487,470円
3回 10,000円 5,686円 483,156円
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
73回 10,000円 284円 14,710円
74回 10,000円 171円 4,881円
75回 4,881円 56円 56円
76回 56円 0円 0円

シミュレーション例:アコムのカードローンで50万円を年利18.0%で借りた場合

定率リボルビング方式返済回数:47回返済総額:698,327円(利息額:198,327円)

回数 返済額 利息額 借入残高
1回 15,000円 7,500円 492,500円
2回 15,000円 7,387円 484,887円
3回 15,000円 7,273円 477,160円
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
45回 15,000円 559円 22,862円
46回 15,000円 342円 8,204円
47回 8,327円 123円 0円

ここで「おや!?」と気づくことはありましたか?金利を比べると、みずほ銀行カードローンのシミュレーションは金利14.0%、アコムのカードローンのシミュレーションは18.0%と、アコムの方が金利が高いのに、利息も含めたトータルの返済額はアコムの方が安いのです。それは、月々の最小返済額がアコムの方が高く、回数も少ない(返済期間が短い)ためです。
各社の公式ホームページには月々の返済金額や返済期間が計算できるシミュレーションツールが用意されていますので、貸付をうける前に返済のイメージをつかむ事ができますよ。
ちなみに・・・一般的に、三井住友銀行や三菱UFJ銀行といった都市銀のカードローンと、アコムやプロミスといった消費者金融のカードローンを比較すると、銀行のカードローンの方が金利が安く、月々の最小返済額も小さい傾向があります。但し、審査が厳しいことと、即日融資などのスピード感はありません。反対に、消費者金融のカードローンは土日の申し込みでも即日お金を借りることができたり、銀行に比べて審査が甘い傾向がありますが、金利が高く、月々の最小返済額が銀行と比べて大きいことが多いです。利率も大切ですが、返済の期間も大事!お金を借りる際には返済計画をきちんと立てて、返済の総額がいくらになるのか確認しましょう。

ミニマムペイメントだとなかなか元金が減らない

最小返済額とはミニマムペイメントといい、各ローン会社が定める毎月の最低返済額のことです。カードローンの場合、この金額以上を毎月返済すれば滞納にはなりません。但し、毎月の返済額が少ないと、元金(借金)はなかなか減らず、結果として借金が長期化します。上で書いたように、銀行のカードローンは最小返済額が低いので、毎月の負担は少ないですが、最小返済額で返しつづけるとローンが長期化して利息が膨らみます。そのため、金利が安いからという理由であっても、長期間借りることは全くお得ではありません。冒頭に書いたように、借りる期間を短くすればするほど、利息は抑えられるのです。

繰り上げ返済がお得!お金を借りるならできるだけ繰り上げしよう

借りたお金の利息をなるべく減らすには、余裕のある時にまとめて繰り上げ返済をして、借りる期間を短くすることが有効です。反対の見方をすればわかりますが、銀行やローン会社は、毎月少額であっても期間を長く返済してもらった方が利息(儲け)が増えますので、積極的に繰り上げ返済を求めてくることはありません。だからといって、繰り上げ返済をしたいといえば断られることはありませんので、借金はなるべく早く返済してしまいましょう。
繰上げ返済をしたいときは、ローン会社の窓口へ電話で連絡し、返済方法を相談してください。多くの場合はATMから返済口座への振込などで完了しますので、面倒と思わずに行動あるのみです。

まとめ

お金を借りる時、大事なポイントは3つ!

  1. ①なるべく低い金利で借りる
  2. ②借りる期間はなるべく短くする
  3. ③できれば一括で、または少ない回数で返済する

繰り上げ返済で利息を減らす!

余裕のある時にまとめて繰り上げ返済をし、借りる期間を短くする