消費者金融で借入をしたら住宅ローンに影響するの?
誰もが憧れるマイホーム!
そんな時に必要になるのが「住宅ローン」。
住宅ローンについて、どれくらい知っていますか?
過去に消費者金融で借入をしたら、住宅ローン審査に通りづらくなる?
今現在消費者金融で借入中の場合、住宅ローンはどうなる?
消費者金融の借金が完済できていればOK?
ここでは、消費者金融の借入と住宅ローンの関係や、住宅ローンで気をつけることについてお伝えします。
過去の消費者金融の借入履歴は、住宅ローン審査に影響する?
過去の消費者金融の借入履歴は、住宅ローン審査に影響するのでしょうか?
住宅ローン審査は、事前審査と本審査の2段階になっており、いずれかの段階で個人信用情報は必ず確認されます。
この個人信用情報の確認では、【消費者金融からの借入・返済状況】がチェック対象になります。
借入の履歴があると、必ず住宅ローン審査に落ちるというわけではありません。
落ちる可能性が高くなるのは、以下のような場合です。
- 複数の消費者金融から借りていて、借金の額も多い
- 借金の返済を現在延滞していたり、過去に延滞をしていたりする記録がある
- 過去に借金の返済を長期延滞していて、金融事故情報として記録が残っている
- 過去に借金が返済できずに債務整理をした記録が残っている
上記が審査で確認されてしまうと、厳しい評価がなされ住宅ローン審査に通ることができません。
※要注意※
2~3ヵ月以上支払いが遅れた場合、個人信用情報に延滞・遅延の記録が【5年間】残りますので、削除されるまでの5年間は住宅ローン審査に通ることができないということになります。
過去、消費者金融から借入をしていた履歴がある場合
過去に消費者金融から借入をしていた場合、現在【完済】していれば問題なく住宅ローン審査に通ることができます。
最近では、消費者金融で借金していた経験のある人がとても多いため、消費者金融の借金を0円にしていれば、住宅ローン審査に通ることができるようです。
現在、消費者金融から借入中の場合
消費者金融で借入中の場合、たとえ借入残高が10万~30万円以内の少額であっても、住宅ローン審査に通ることはかなり難しいです。
消費者金融から借入中というのは、経済的に不安定で返済能力が低いと判断されてしまい、審査に通りづらくなります。
さらに、審査に通りたいからとウソをつくのは厳禁です。
その結果、ほぼ確率100%で住宅ローン審査には通らなくなります。
住宅ローンを利用したいならば、借入中の消費者金融の借金を完済しておきましょう。
消費者金融の借金完済直後・解約後は、審査でひっかかる?
消費者金融の借金完済直後や解約後、すぐに住宅ローンの審査に通るのか不安ですよね。
詳しく見ていきましょう。
消費者金融の借金完済直後・解約後の審査
前述でもお伝えしたように、一度も延滞せずに完済した場合には、比較的すぐに住宅ローンを申し込んでも審査に通る可能性は高いです。
ただ、返済後すぐの段階では、貯蓄の有無や、少しでも頭金を出す余裕はあるのかという問題もあります。
また、子供がいる場合にはなおさら、今後進学で必要になる費用の確保など、将来設計も慎重に考える必要があります。
十分にシミュレーションをした上で、できるだけ慎重に住宅ローンの申込みをしましょう。
「完済」と「解約」の違い
一点注意していただきたいのが、消費者金融の借入においての「完済」と「解約」の違いです。
消費者金融の借金を完済したのに住宅ローンの審査に通りづらい、という場合があります。
それは、消費者金融との契約を解約していないためです。
「完済」しても「解約」をしていないと、借入枠(カードローン枠)が残っているということなので、いつでも消費者金融からお金が借りられる状態と判断されます。
また、延滞した記録があるといつまでも残ってしまいます。
信用情報機関に個人データが保存される期間は、借入の完済から5年間とされています。消費者金融を解約しても、この期間中はデータが保存されているので見ることができるのです。
住宅ローンを利用するためにも、消費者金融の借入は早めに解約しましょう。
住宅ローンの「借り換え」で気をつけるべきポイント
住宅ローンと関連してよく聞くのが「借り換え」です。
「借り換え」とはどういうことでしょうか?
「借り換え」とは?
借り換えとは、高い金利で利用しているローンより低い金利で他社から借入し、その借入で高い金利の借金を返済することです。
1社からの返済金額が高かったり、複数借りて負担が大きいローンを一つにまとめることで、返済額の負担が減ります。
住宅ローンで言うと、借入額が高額な分だけ、少し金利を下げるだけでも借入負担はかなり違ってきますね。
そこで、現在住み続けている家があることを条件に、今利用している住宅ローンから、今よりも条件の良い新しい住宅ローンに「借り換え」することで、利息負担を減らせます。
上手く使うと非常に便利な方法です。
住宅ローンの借り換えで気をつけるべきポイント
毎月の返済金額を減らすことで返済期間・回数を増やさない
金利を下げても、返済回数を増やしてしまうと、トータルの負担が増すので要注意です。
高い金利の消費者金融から借入しない
今よりも高い金利の消費者金融での借入は、さらに借金が増えることになります。
違法な消費者金融から借入しない
違法な消費者金融業者は法を無視した高金利「トイチ(10日で1割)」で貸付をしてきます。
借り換えすると、追加で借入ができない
住宅ローンの借り換えは借金完済を目的とした金融商品のため、今までのように追加で借入をすることができなくなります。
そして、一度借り換えをしてしまうと戻すことはできません。
住宅ローンの借り換え後すぐは審査に通らないため、借入ができない場合も多いです。
融資額別の銀行カードローンの金利を徹底比較!
住宅ローンの借り換えで少しでも金利を抑えたいなら、消費者金融ではなく銀行カードローンもおすすめです。
銀行カードローンの融資額別の金利一覧表をまとめました(開示されている分だけ)。
こちらを参考に、カードローンも比較検討してみてください。
10万円借りた場合 | 50万円借りた場合 | 100万円借りた場合 | 150万円借りた場合 | 200万円借りた場合 | |
---|---|---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 13.6%~14.6% | 13.6%~14.6% | 13.6%~14.6% | 10.6%~13.6% | 10.6%~13.6% |
三井住友銀行 | 12.0%~14.5% | 12.0%~14.5% | 10.0%~12.0% | 10.0%~12.0% | 10.0%~12.0% |
みずほ銀行 | 14.0% | 14.0% | 12.0% | 12.0% | 9.0% |
住信SBIネット銀行 | 7.99% | 7.99% | 7.99% | 6.39%~6.99% | 6.39%~6.99% |
楽天銀行 | 14.5% | 14.5% | 9.6%~14.5% | 9.6%~14.5% | 9.6%~14.5% |
金利が低く評判の良いネットバンクをご紹介!
上記、融資額別の金利一覧表でもわかるように、借りる額と借りる銀行によって金利は大幅に違ってきます。
住宅ローンは借入額が大きいので、金利のチェックは重要です。
その中でも、金利の低さで評判の良いネットバンクは「住信SBIネット銀行」。
住信SBIネット銀行は、2007年末からサービスを開始した新しいネット専業銀行です。
住宅ローンの世界では有名なネットバンクで、評判も良いので、住宅ローンを決める際に比較検討してみるとよいかもしれません。
これで簡単!安心してカードローン・キャッシングをスタート
いかがでしたでしょうか?
ここでは、消費者金融と住宅ローンについて、以下の気になる疑問やポイントについて詳しくまとめました。
- 1. 過去の消費者金融の借入履歴は、住宅ローン審査に影響する?
- 2. 消費者金融の借金完済直後・解約後は、住宅ローンの審査でひっかかる?
- 3. 住宅ローンの「借り換え」で気をつけるべきポイント
- 4. 融資額別の銀行カードローンの金利を徹底比較!
- 5. 金利が低く評判の良いネットバンクをご紹介!
今後の参考にしていただければ幸いです。
消費者金融の借入や住宅ローン審査のことを正しく理解すれば、あなたの生活に安心と潤いをもたらしてくれます。
きちんとした支払い計画のもと、上手く活用していきましょう!
目次
- 1. 過去の消費者金融の借入履歴は、住宅ローン審査に影響する?
- 1-1. 過去、消費者金融から借入をしていた履歴がある場合
- 1-2. 現在、消費者金融から借入中の場合
- 2. 消費者金融の借金完済直後・解約後は、審査でひっかかる?
- 2-1. 消費者金融の借金完済直後・解約後の審査
- 2-2. 「完済」と「解約」の違い
- 3. 住宅ローンの「借り換え」で気をつけるべきポイント
- 3-1. 「借り換え」とは?
- 3-2. 住宅ローンの借り換えで気をつけるべきポイント
- 4. 融資額別の銀行カードローンの金利を徹底比較!
- 5. 金利が低く評判の良いネットバンクをご紹介!
- 6. これで簡単!安心してカードローン・キャッシングをスタート