無利子で安心!無利息でお得にお金を借りる方法
「お金を借りたいけど返済時の利息の負担が気になる」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「少額でお金を借りるためには?」
「短期間で返済して利息の負担を抑える方法は?」
そんなニーズに応えてくれるのが消費者金融・銀行系カードローンです。
そこで、この記事では「無利息期間サービスが利用できる消費者金融と銀行系カードローン・公的な貸付制度」について解説します。
「安心して無利息でお金を借りるおすすめの方法」というテーマに基づいて、さらに、金融機関以外から無利息で安心してお金を借りる方法についてもまとめました。
無利息でお金を借りるなら?
大手消費者金融なら無利息や即日融資でお金を借りることも可能!
無利息で即日融資を望むなら、大手消費者金融のカードローンが適しています。
「30日間の無利息期間サービス」などを提供しているところが多く、期間内の返済なら無利子でお金を借りることができます。
店舗に来店しなくても、WEB申込み・自動契約機を利用すれば審査がスピーディーで、即日融資も可能です。
無利息サービスの「適用期間30日の法則」を抑えよう!
「適用期間30日の法則」とは、大手消費者金融会社の30日間の無利息期間サービスのことを指します。
ただし、金融機関ごとに30日間の無利息サービス適用の起算日に違いがあります。
契約日の翌日から30日間の無利息サービスは「アイフル・アコム」が提供しています。
借入れ日の翌日から起算するのは「プロミス」です。
契約後すぐに借り入れしない場合は「プロミス」を選択すると、無利息サービス期間をフルに活用できます。
安全な銀行系カードローンでも無利息で借りることができる!
無利息でお金を借りたいけれど、緊急性がない場合は、安心の低金利で融資を受けられる銀行系カードローンが最適です。
銀行でも個人に対して「無利息特約」があり、元本のみの返済で利用することができます。
時間に余裕がある人や、万が一利息が発生した場合でも利子の負担を抑えたい人におすすめです。
少額のお金(50万円以内)を借りるなら大手消費者金融がお得
50万円以内の借金で短期間での返済が可能なら、大手消費者金融は「収入証明書」の提出が不要です。
本人確認用書類のみでOKなので無利息なだけでなく、スピーディーにお金を借りられます。
少額の借入れは限度額をMAXを借りると利率が安くなる!ただし無理は禁物
少額でお金をオトクに借りる方法として、借入限度額をMAX(最大)で借りる方法があります。
限度額が高いと金利が下がる可能性が高いためです。
借入限度額を100万円まで増額した場合でも、MAXで借りる必要はありません。
借入限度額を上げたからといって、無理な借入れは禁物、返済が困難にならないように注意しましょう。
無利息サービス提供機関の早見一覧表
提供機関 | 企業名/サービス名 | 無利息サービス | 条件 | 特徴 |
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消費者金融 | プロミス | 無利息期間30日間 |
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アイフル | 無利息期間30日間 |
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アコム | 無利息期間30日間 |
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レイクALSA | 無利息期間60日間 無利息期間180日間 |
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セントラル | 無利息期間30日間 |
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セントラル | 無利息期間30日間 |
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銀行 | 楽天銀行 | 無利息期間30日間 |
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ジャパンネット銀行 | 無利息期間30日間 |
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公共機関 | 生活福祉資金貸付制度 | 無利子 |
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母子父子寡婦福祉資金貸付金制度 | 無利子 |
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住宅金融支援機関(災害復興住宅融資) | 無利子 |
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学生向けサービス | アイシーローン | 無利息期間30日間 |
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日本学生支援機構 | 無利子 |
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その他 | 質屋 | 利子有りだが、質流れで返済無し |
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各消費者金融系カードローンの無利息サービスの特徴とは
プロミス
プロミスでは、新規契約後に「初めてお金を借りた日の翌日から30日間」まで、無利息期間となります。
初回借入日の翌日から起算して30日なので、契約後にあわててお金を借りる必要はありません。
契約してから本当にお金が必要になった時に借りるといったスタンスでOKです。
プロミスでは初回の借入れを行わない限りは、30日の無利息期間が消滅することはありません。
アコム
アコムでは、カードローンの契約日の翌日から起算して30日間無利息サービスがあります。
アコムから無利子で借りる場合、楽天銀行に口座を持っていれば、土日や、深夜の申し込みでも口座への振込で即日融資が可能です。
アコムは借入の間口が広いのが特徴です。
アイフル
アイフルの最大の特徴は30日間の無利息期間中は何度でも追加で融資を受けられることです。
ただし、無利息期間はカードローンの契約日の翌日からカウントして30日後までとなります。
レイクALSA
新生銀行グループのレイクALSA(アルサ)では、2種類の無利息期間があります。
- 60日間の無利息期間サービス
- 借入額のうち5万円までは180日間の無利息期間サービス
いずれもレイクALSAで初回の借入れが無利息期間サービスの適用対象となります。
注意点は2つ。
レイクALSAの無利息期間サービスは、いずれも契約日の翌日からカウントされます。
また、180日間の無利息期間は、借入限度額が200万円以下であることが条件です。
中小消費者金融セントラル
中小消費者金融のセントラルは、大手消費者金融にも負けないサービスが充実しています。
- 契約日から起算する30日間の無利息サービス
- 審査時間は最短30分
- 最短即日融資も可能
- セブン銀行ATMでの借入・返済が可能、24時間対応で土・日の融資もOK
銀行や大手消費者金融会社よりも審査のハードルが低いのが、セントラルの長所です。
「他の金融機関ではお金を借りられなかったのにすんなり審査に通った」と評判です。
利息なし・安心でお金を借りられる銀行を紹介
無利息でお金を借りられるのは消費者金融会社だけだと認識してはいませんか?
近年は、一部の銀行系カードローンでも個人に対して無利息でお金を借りられるようになりました。
そこで、無利息でお金を借りられる銀行系カードローンとその特徴についてご紹介します。
楽天銀行カードローン「スーパーローン」の無利息特約
ネットバンキングで人気の高いカードローンと言えば、楽天銀行カードローン「スーパーローン」です。
- 借入限度額は10万円~800万円
- 金利は1.9%~14.5%、安心の低金利
- 申込み時点で満20歳以上、安定した収入が継続していればアルバイト・パートの人も申込み可能
楽天銀行カードローンに入会すると、大きな特典が2つあります。
ポイントプレゼント
入会時とカードローンの利用金額に応じてショッピングに利用可能なポイントが貯まります。
30日間の無利息特約の利用条件
消費者金融と同じように、楽天銀行にも「30日間の無利息特約」があります。
それを利用するには2つの条件が定められており、両方とも満たしておく必要があります。
- 楽天銀行の普通預金口座の開設とスーパーローンの同時申込みを行うこと
- 返済用の口座として楽天銀行の普通預金口座を指定すること
残念ながら、すでに楽天口座の普通預金口座を取得済みの場合は、無利息期間の適用対象外となります。
ジャパンネット銀行「ネットバンキング」の無利息特約
ジャパンネット銀行では、新規でカードローンを契約した人を対象に、無利息特約が受けられます。
初回借入れ日から30日後までの間に約定返済日を迎えた場合は、元本のみの返済でOKです。
無利息期間を経過してから返済期日までに返済した場合は、通常の実質年率1.59~18.0%が適用されます。
30日間の無利息特約の利用条件
ジャパンネット銀行で無利息特約を利用するための条件は、極度型ローンを契約中に1度も借入れの利用がないことです。
極度型ローンとは「カードローン・おまとめローン・クレジットライン・ネットキャッシング」のことを指します。
イオン銀行「カードローン」は無利息期間は無いけど利便性高い
イオン銀行には無利息期間のサービスはありません。
しかし、利便性も高く細かく身近なサービスがとても魅力的です。
メリットを紹介
- 金利は実質年率3.8~13.8%
- 借入れは1,000円単位でOK
- 月々の最低返済額は1,000円から、イオン銀行ATM・銀行の自動引き落としでの返済が可能
- 全国各地のイオン系列のショッピングセンターやスーパーでATMが設置
- イオン銀行のキャッシュカード機能と一体型のローン専用カードが1枚でOK
- 借入、返済時の手数料は24時間365日いつでも無料
- イオン口座で振替日に残高不足の際は、カードローンの口座から自動的に借入れが可能(借り入れ限度額の枠は超えません)
国や市からも無利息の貸付制度でお金を借りる
無利息でお金を借りる手段は、学生向けの奨学金や民間の金融機関だけではありません。
国や公的機関から無利息で融資を受ける方法もあります。
そこで、国の公的な貸付制度として「生活福祉資金貸付制度・母子(父子)寡婦福祉資金貸付金制度・住宅金融公庫」から無利息でお金を借りる方法について解説します。
公的な貸付制度を利用する
公的な貸付制度を利用する場合、融資を受ける目的がはっきりとしています。
審査は最短即日ではありませんし、審査基準は厳しくなっていますが、無利息でお金を借りられるのが魅力です。
生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金貸付制度は、厚生労働省による経済面での生活支援対策です。
おもに低所得者世帯・高齢者世帯・障害者のいる世帯を対象としており、経済面・社会福祉・社会参加を促すことを目的とした制度です。
生活福祉資金貸付制度には
- 総合支援資金
- 福祉資金
- 教育支援資金
- 不動産担保型生活資金
の4つのジャンルがあります。
【総合支援資金】
・生活支援費
資金使途 | 成果を再建するまでの間に必要とする生活費用 |
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貸付限度額 | 単身世帯の場合は月に15万円以内 2人以上の世帯は月に20万円以内 |
金利 (実質年率) | 保証人がいる場合は無利子 保証人がいない場合は1.5% |
・生活支援費
資金使途 | 賃貸住宅の契約および入居時に必要な費用 (敷金・礼金など) |
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貸付限度額 | 40万円以内 |
金利 (実質年率) | 保証人ありの場合は無利子 保証人なしの場合は1.5% |
・一時生活再建費
資金使途 | 生活再建に向けて、日常の生活費では十分に賄えない費用 就職・転職に向けて新たに技能を習得するための費用・債務整理などに必要な費用に充てることが可能 |
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貸付限度額 | 60万円以内 |
金利 (実質年率) | 保証人がいる場合は無利子 いない場合は1.5% |
【福祉資金】
・福祉費
資金使途 | 事業性資金・ケガや病気の治療費用 住宅の増築・改築・移転にかかる費用・冠婚葬祭・福祉用具の購入資金 障害者・介護サービスなど |
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貸付限度額 | 580万円以内 |
金利 (実質年率) | 保証人ありの場合は無利子 保証人なしの場合は1.5% |
・緊急小口資金
資金使途 | 生計の維持が困難になった場合など、緊急または一時的に少額のお金が必要としている人を対象とした貸付制度 |
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貸付限度額 | 10万円以内 (最大20万円) ※新型コロナウイルスの影響により緊急でお金が必要な場合は最大20万円 ※個人事業主・学校の休業など特例の場合に限り最大20万円 |
金利 (実質年率) | 無利子 |
【教育支援資金】
・教育支援費
資金使途 | 高校・高専・短大・大学などの進学・修学費用として ※おもに低所得者世帯が対象 |
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貸付限度額 (1ヶ月あたり) |
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金利 (実質年率) | 無利子 |
・就学支度費
資金使途 | 高校・大学・高専などの学校入学に必要な費用に充当する |
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貸付限度額 | 50万円以内 |
金利 (実質年率) | 無利子 |
【福祉資金】
不動産担保型生活資金は、おもに低所得の高齢者世帯を対象とした貸付制度です。
従来は、長期生活支援資金の名称でしたが、新たに変更されました。
自己所有の持ち家に今後も住み付けることを前提に、不動産を担保にして生活資金をまかなう制度です。
担保の対象となる住宅は、所定の評価額以上に該当する一戸建て住宅です。
・不動産担保型生活資金
資金使途 | 一定の居住用の不動産を担保として生活資金として融資を受ける |
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貸付限度額 | 居住用不動産 (土地) の評価額の70%まで 1ヶ月につき最大30万円 原則として3ヶ月ごとに融資を受ける |
金利 (実質年率) | 無長期プライムレートまたは実質年率3.0%のいずれか低い率が適用される ※長期プライムレートは毎年4月1日時点 |
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度から無利子で借りる
母子父子寡婦福祉資金貸付金とは、ひとり親 (配偶者がいない母または父) が扶養する20歳未満の子どもがいる場合に、経済的な支援が受けられる制度です。
資金使途 | 事業開始資金・住宅資金・事業継続資金・結婚資金・修業資金・就職支度資金・技能習得資金など |
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貸付限度額 | 住宅資金 150万円 事業開始資金 285万円 事業継続資金143万円など ※資金使途によって貸付限度額が異なる |
金利 (実質年率) | 無利子または実質年率1.0% ※連帯保証人の有無によって異なる |
公的機関の貸付制度など詳しく知りたい方は下記のリンクもご覧ください。
国や市役所からお金を借りる、個人向けの貸付制度について
住宅金融支援機関(住宅金融公庫)
従来は住宅金融公庫の名でしたが、新たに名称変更され、住宅金融支援機構となりました。
災害復興住宅融資は無利子融資あり
「災害復興住宅融資」とは、台風・豪雨・大地震などの災害が発生した際に被災した住宅を復旧することを目的とした住宅ローンです。
災害復興住宅融資を利用するには、所有する住宅が災害による被害を受けたことを証明するための書類として、罹災証明書の交付を受けたことが条件となります。
保証人は不要、貸付額が300万円以下の場合は、抵当権を設定する必要はありません。
申し込み受付期間 | 原則として被災した日から2年間 ※2016年4月に発生した熊本自身の関わる災害復興住宅融資の申込み受付期間は2021年3月末日まで |
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資金使途 | 東日本大震災に被災して地割れ・排水施設の損壊・がけ地の崩壊などの被害をうけた宅地を修復することを目的とする |
貸付限度額 |
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金利 (実質年率) |
※東日本大震災に係わる個人向けの災害復興宅地融資の金利 |
学生が無利息でお金を借りるなら?
授業料・セミナーなどの学費やサークル・コンパなど、お付き合いも多くて親からの仕送りだけでは足りない、そんな悩みを抱える学生も多いのではないでしょうか。
大学生の親からの仕送り額の相場は8万円程度、その中で日々の生活費をやりくりしなくてはなりません。
そこで、学生が生活費や学費に困った時に無利息で安心してお金を借りられる方法として、学生ローンと奨学金について解説します。
学生ローン(アイシーローン)
無収入・未成年の学生は、消費者金融でお金を借りることはできませんが、学生ローンならOKです。
無利息でお金を借りられる学生ローンと言えば、アイシーローンがあります。
アイシーローンの申込み対象となるのは、東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・静岡県に在住する学生です。
学生なので無理のない返済ができるようにと借入限度額は1万円~50万円です。
初回の借入れに限り、30日間無利息期間サービスが受けられるのが魅力です。
1回限りでお金を少し借りたい、無利息でスムーズに返済したいというニーズを満たしてくれます。
日本学生支援機構
奨学金を無利息で借りたいなら、日本学生支援機構(JASSO)に申込むと良いでしょう。
日本学生支援機構では、第一種奨学金・第二種奨学金の2種類があります。
両方とも融資を受けた時点から返済義務が生じます。
第一種・第二種奨学金の併用は、一定の要件を満たしていれば可能です。
第一種奨学金
第一種奨学金は在学中・卒業後も無利息で融資を受けられます。
返済は、元本のみの金額となります。
第二種奨学金
第二種奨学金は、在学中は無利息、卒業後の返済は有利息となります。
在学中の返済は元本のみ、卒業後は元本と利息を加算した金額を返済します。
第二種奨学金の卒業後の利息は、実質年率3%が上限です。
学生がお金を借りる方法について詳しく知りたい方は下記のリンクもご覧ください。
利息なしでお金を用意する「その他の方法」はあるか?
「無利息でお金を借りたいけれど、消費者金融の無利息期間サービスも使い切ってしまったし、いったいどうすれば良いの?」
と悩んではいませんか。
しかし、よく考えてみれば意外にも自分の身近なところから無利息でお金を借りる方法はあります。
そこで、家族・友人・知人、質屋、アプリを使って無利息でお金を借りる方法について解説します。
家族・友人・知人から金利なしで借金をする
家族・友人・知人からお金を借りる場合は、個人的な貸し借りですから、無利息にしてもらうことも可能です。
「お金をかしてほしい」
と依頼する相手にある程度お金に余裕があり、お互いの信頼関係が成り立っていれば、速やかにお金を借りられることでしょう。
相手が利息分を請求しない限りは、元本のみの返済でOKです。
しかし、親しい間柄であるだけにお互いの信頼関係を損なうことがないように配慮しなければなりません。
お金を借りる際には返済期日や利息の有無を決めて、借用証書の取り交わしを行うなど、一定のルールを決めておくことが重要です。
相手が無利息でお金を貸してくれるからとって、多額のお金を借りないように注意しましょう。
質屋でお金を借りる
自宅に眠っている資産価値の高い品物があれば、質屋に出しておけば最短即日でお金を用意することができます。
質屋では審査はなく、品物を質に入れたその日のうちにお金を借りることができます。
消費者金融とは違い、貸金業者ではないので、金利は実質年率100%以上とはるかに高いのが難点です。
しかし、質屋で借りたお金を返済できなくても慌てる必要はありません。
質屋で借りたお金を返済できない場合は、預けた品物が質流れ品として流通されます。
そのため、延滞利息を支払う必要もなく、高金利でお金を借りても督促状が来ることもありません。
アプリを利用する
スマホアプリを使って、お金を用意する方法もあります。
簡単なアンケートに回答してポイントを貯めるアンケートモニターは、主婦の在宅ワークとしても人気です。
この他には賞金稼ぎアプリでポイントを貯めて換金する方法もあります。
ポイントサイトやお小遣い稼ぎサイトも多数ありますので、無料会員登録しておくと良いでしょう。
ただし、スマホアプリをむやみにインストールするのは考えものです。
中には怪しいアプリが潜んでいる場合もあるので、優良なアプリをしっかり見極めることが肝心です。
おすすめアプリを知りたい方は下記のリンクから詳細をご覧ください。
覚えておこう!無利息でお金を借りる注意点
「無利息でお金を借りたい」
と希望する人も多いですが、いくつかの注意点があることをご存知でしょうか。
無利息でお金を借りることで金利の負担がなくなるのは大きなメリットですが、どこで借りるにしても共通の条件や注意点があります。
そこで、無利息でお金を借りるための条件・デメリット・注意点について解説します。
無利息で借りるためには条件がある
無利息期間サービスは初回の借入れのみ
大手消費者金融会社では、30日の無利息期間サービスを利用できます。
しかし、ほとんどの消費者金融で「初回の借入れのみ・1回限り」と規定されています。
年齢条件を満たしていない場合
消費者金融の無利息期間サービスを活用したい」
と希望していても、申込み時の年齢条件を満たしていない場合は、カードローンの利用自体ができません。
金利なしでお金を借りるデメリットは?
無利息キャッシングは長い期間や高額のお金を借りるのには向いていません。
一週間、一か月など最初から借りる期間が決まっていて、少額の融資なら問題なく安心ですが、高額融資となると話は別です。
高額融資になるとどうしても分割でお金を返済していくことになりますので、数か月間で返済を考えている借入の場合には、無利息キャッシングを利用するのは非常に難しいです。
無利息キャッシングは、初めてお金を借りる方が気軽に利用できるようにサービスが設計されていて、少ない融資で短い期間にお金を返すことが可能な借入を希望する方に適したサービスです。
高額のお金を借りることを希望される方は、無利息キャッシングではなく、金利の低い銀行のキャッシングを検討したほうが良いでしょう。
期限内に返済すること
無利息キャッシングでお金を借りて30日間経過後、もし期間中に返済できなかった場合はどのようになるのでしょうか。
1日でもNG!!すぐ金利+遅延損害金が発生!
1日でも延滞をしてしまうと、利用していた無利息キャッシングのサービスは中断され、その時点で無利息期間は終了となります。
さらに金利と遅延損害金まで発生してしまいます。
たった一度返済が遅くなっただけで無利息キャッシングが使えなくなってしまうどころか、今後の借り入れにも大きく影響します。
さらに怖いのは、無利息だからと大きな金額のお金を借りてしまって、返済のお金のアテがなくなったときに、さらにあちこちでお金を借りる「多重債務」に陥ってしまう場合です。
いろんな場所で利息が発生し「元本が全く減らない…」という悪循環に陥る原因になります。
遅延損害金って、一体いくら…?
遅延損害金の利率は、利息制限法で最大20%、出資法で最大20%と定められています。
大手消費者金融のアコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットの遅延損害金は、全社ともに最大の20%が設定されています。
遅延損害金の計算方法
ちなみに、消費者金融の多くが以下のような計算方法をとっています。
仮に10万円を遅延損害金利率20%の消費者金融で借りるとします。
無利息期間を10日過ぎてしまったとしましょう。
その場合は、
10万円×20%÷365日×10日=547円
「547円」の遅延損害金が発生してしまいます。
もし30日過ぎてしまったら?
10万円×20%÷365日×30日=1643円
「1643円」になり、どんどん雪だるま式に増えていってしまいます。
無利息キャッシングを利用する際にはくれぐれも延滞には十分に注意して、自分の身の丈に合った金額を計画的に利用するよう、心がけましょう!
無利息期間で貸すには罠がある
何度か無利息期間の起算日について記載させて頂きましたが、大手消費者金融会社の無利息期間サービスが適用される日数や適用開始日などの条件は、消費者金融会社ごとにそれぞれ独自に規定されています。
起算方法のパターンは以下の2つです。
- 借入日の翌日から無利息期間が適用されると規定
- カードローンの契約成立日の翌日から無利息期間と規定
借入日の翌日からの適用・契約日の翌日からのカウントの違いを理解していないと、かえって金利の負担が増える結果になってしまうため、危険です。
まとめ
この記事では、「安心して無利息でお金を借りるおすすめの方法」というテーマで解説しましたが、いかがでしょうか。
最後のまとめとして、無利息でお金を借りる方法について再確認しておきたいと思います。
20歳以上で安定した収入がある人が無利息でお金を借りる方法
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
特徴・メリット
- 大手消費者金融では30日間の無利息期間が設けられている
- 一部の銀行や中小消費者金融でも無利息期間サービスが利用でき、期間を超えても金利が安く安心
学生が無利息でお金を借りる方法
- 学生ローンや日本学生支援機構の奨学金(第1種・第2種)
デメリットは「長期間・高額の借入には不向き」
無利息キャッシングサービスは、少ない融資で短い期間にお金を返すことが可能な借入を希望する方に適したサービスのため。
その他の利息なしでお金を借りる方法
- 国や公的機関の貸付制度を活用する方法
(生活福祉資金貸付制度・母子父子寡婦福祉資金貸付制度・災害復興住宅融資など) - 家族・友人・知人からお金を借りる方法
無利息でお金を借りる6つの注意点
- 無利息期間の適用対象となる起算日が契約日または初回借入れ日なのか事前に確認
- 無利息期間後に返済期日が来る場合は通常の金利で適用される
- 少額でお金を借りて無利息期間内に完済するのが理想的
- 身近にお金を貸してくれる人がいる場合は返済期日を決めてきちんと守ること
- 公的な貸付制度を活用すれば無利息でお金を借りられるが即日融資ではない
- 増額して低金利になったとしても借りすぎは禁物
これらの注意点を十分に踏まえておけば、安心して無利息でお金を借りることができます。
ただし、無利息だからいってむやみに借りるのは控えるべきです。
お金が本当に必要な時に少額で借りる程度にして、返済の負担を抑えましょう。
目次
- 1. 無利息でお金を借りるなら?
- 1-1. 大手消費者金融なら無利息や即日融資でお金を借りることも可能!
- 1-2. 安全な銀行系カードローンでも無利息で借りることができる!
- 1-3. 少額のお金(50万円以内)を借りるなら大手消費者金融がお得
- 1-4. 無利息サービス提供機関の早見一覧表
- 2. 各消費者金融系カードローンの無利息サービスの特徴とは
- 2-1. プロミス
- 2-2. アコム
- 2-3. アイフル
- 2-4. レイクALSA
- 2-5. 中小消費者金融セントラル
- 3. 利息なし・安心でお金を借りられる銀行を紹介
- 4. 国や市からも無利息の貸付制度でお金を借りる
- 4-1. 公的な貸付制度を利用する
- 4-2. 住宅金融支援機関(住宅金融公庫)
- 5. 学生が無利息でお金を借りるなら?
- 5-1. 学生ローン(アイシーローン)
- 5-2. 日本学生支援機構
- 6. 利息なしでお金を用意する「その他の方法」はあるか?
- 6-1. 家族・友人・知人から金利なしで借金をする
- 6-2. 質屋でお金を借りる
- 6-3. アプリを利用する
- 7. 覚えておこう!無利息でお金を借りる注意点
- 7-1. 無利息で借りるためには条件がある
- 7-2. 金利なしでお金を借りるデメリットは?
- 7-3. 期限内に返済すること
- 7-4. 無利息期間で貸すには罠がある
- 8. まとめ