利息なしでお金を借りることができる!銀行&消費者金融の場合
お金を借りる時は少しでも条件のいい会社で借入できるのが一番です。
返済時にかかる金利が低金利というポイントも重要ですが、利息が全くかからずにお金を借りる方法があるとすれば、誰でもその方法で借りたいと思うものです。
キャッシングやローンには利息を支払うことなく利息なしでお金を借りることができる「無利息期間」と呼ばれるサービスがあります。
ここでは利息なしでお金を借りる方法や、注意点、キャッシング会社を選ぶポイントなどをご紹介していきます。
金利ゼロでお金を借りることができる利息なし期間とは?
銀行や消費者金融からお金を借りると、借りた金額に上乗せした利息をつけて返済します。
そのためお金を借りた場合は1日でも早くお金を返さないとその分利息が高くなります。
無利息期間とは銀行や消費者金融など条件は異なりますが、一定の期間のみ利息なし、つまり0円になるサービスです。
無利息期間の間にお金を完済すると利息を一切かけることなくお金を借りることができます。
ただしすべての銀行や消費者金融がこの無利息期間を設定しているわけではありませんので、借りる銀行や消費者金融を選ぶ時の基準にすることをおすすめします。
また無利息期間は支払い遅延などの違反がおきると使えなくなってしまうサービスです。
無利息違反について勘違いしてしまっている人も多く、結果として利息なしではおさまらず、利息が発生してしまうこともあります。
比較してみよう!利息なし期間がある銀行&消費者金融一覧
お金を借りる前に、銀行や消費者金融がどんな無利息期間をもうけているのか、その違いについて比較してみましょう。
いずれも同じようなサービス内容に見えますが、会社によって明確な違いがあります。
その違いを把握しておくと無利息期間をどのタイミングで使うのか選べて少しでも損することなく、お金を借りることができるのです。
銀行 〜サイトからの申込で簡潔に〜
ジャパンネット銀行ネットキャッシング
初回借入日から30日間のみ利息が0円となります。
ネットキャッシングやクレジットライン、カードローン、借入おまとめローンなどの契約をしていて、過去に一度も利用したことのない人に限られます。
ただし2007年1月15日以前に初回借入をされている場合は無利息対象外になってしまうこともありますし、ローンの解約や各種規定に違反した場合は無利息にならなくなります。
支払いの遅延がある場合も無利息期間は使えません。
レイクALSA
利息によって異なる独自の方法を取っています。
4.5%~18.0%は契約日の翌日から30日間、12.0~18.0%は契約日の翌日から180日以内のみ、利用限度額が200万円以下、無利息期間が適用されるのは借入残高が5万円までと条件があります。
30日間無利息について金額の制限はありませんし、借入限度額以内であれば何度お金を借りても利息なしでお金を借りることができます。
もしお金を借りて1ヶ月以内に返済するのが難しい場合は、5万円まで180日間利息なしにしたほうが、利息としてかかる金額も少なくなりお得です!
消費者金融 〜即日融資も可能な場合も〜
アコム
契約日の翌日から30日間のみ利息なしになります。
ただしアコムの場合は、返済日を35日ごとにする条件があります。これは前回の返済日から数えた時に35日以内に返済をする方法になります。
1ヶ月の返済期間があるので給料日に合わせて返済できますね。
プロミス
初回借入日から30日間のみ、利息なしで借りることができます。
明細書をWEB明細にすること、プロミスにメールアドレスを登録することが利用する上での条件としています。
基本的にプロミスで初めてお金を借りる人であれば、これらの条件は適用されますので、特別に必要な書類や手続きなどは必要ありません。
メールアドレスを登録しておくと契約内容の確認・詳細はもちろん増額の案内なども届くのでメールアドレスを登録していたほうが安心して利用できます。
WEB明細も事前に登録が必要ですが、利用状況や借入状況・返済額を確認できるものになりますので、自宅に明細書が届いてしまい会社や家族にお金を借りていることが、バレてしまう心配もありません。
アイフル
契約日の翌日から30日間のみ利息なしになります。
初めてアイフルでお金を借りる方限定のサービスになり、自分で返済日を決められる「約定日制」の場合でも無利息期間を使用することができます。
ただしこの期間中に返済日が来た場合は残高に応じた金額を返済しなくてはいけません。
ですが無利息期間中であれば追加で何度追加融資を依頼した場合でも、すべてが無利息期間の対象になります。
無利息期間中に一度完済したとして、再度お金を借りたと想定します。
その場合でも無利息の対象になるので短期間限定でお金を借りたい人にとっては嬉しいサービスと言えるのではないでしょうか。
上記の3社は基本的に「初回のみ」このサービスを利用することができます。
ただし利用できる期間が「契約日」からなのか「初回借入日」になるのが変わります。
なかにはとりあえず何かあった時に備えて契約だけしておこうという人もいますが、アコムやアイフルの場合は契約してすぐにサービスがスタートしてしまいます。
その他のサービス「ノーローン」
上で紹介した以外に消費者金融の「ノーローン」は1週間の短い期間しか利用できないのですが、何度でも無利息期間のサービスを受けることができます。
完済した月の翌月以降から適用することが可能になりますので、何度もお金を借りる頻度の高い人にとっては利息なしのお得なサービスだといえるのではないでしょうか。
プロミスの無利息期間ポイント制とは?
消費者金融の無利息期間の多くは初回のみしか使えない場合が多いのですが、プロミスのみ何度でも無利息でお金を借り入れる方法があります。
それはプロミスを利用し、貯めたポイントを利用して何度でも無利息サービスを利用してお金を借りることができるのです。
1. プロミスのポイントサービスに申込み…初回のみ100ポイント
2. プロミスインターネット会員サービスにログイン…毎月初回のログイン時10ポイント
3. インターネット会員の中にあるお知らせを確認する…内容によって5~10ポイント
4. 収入証明書を提出した時に160ポイント
5. 返済日お知らせ・取引確認・書面の受け取り…各1ポイント
これらは小さな積み重ねになりますが、プロミスを利用すればするほど自然とポイントが貯まっていき、無利息期間を利用できるようになるのは嬉しいですね。
【無利息期間の適用内容】
・250ポイント…7日間利息なし
・400ポイント…14日間利息なし
・700ポイント…30日間利息なし
最大で30日まで利息なしになります。
メールを受け取り中身を見るだけでポイントが貯まるので、塵も積もれば山となるともいいますしコツコツ貯めていきたいですね。
サービス利用中に金利が発生してしまうケースとは?
無利息期間を過ぎてしまう
無利息期間の計算方法が間違えていて、日付を過ぎてしまった場合、翌日から利息が発生してしまいます。
これは日割りにて計算されますが、自分はいつまでが無利息期間になるのか、お金を借りる前に把握しておくことが大切です。
例:例えばアイフルで5/1にGWで遊ぶ用のお金として5万円借りるとします。
無利息期間を使って利息なしの期間は5/2~6/1までになります。
その期間中に借りた5万円を全額返金すると利息を払わずにお金を返済することができるのです。
契約日の翌日からサービスが発生するので、もしお金の借入が5/15だったとしても無利息期間は6/1までと変わりませんので、半月分損をしてしまっていることになります。
最低返済額の支払い忘れ
どんなキャッシング・ローンサービスにも借入額に応じて月々の「最低返済額」が決められています。
基本的に借りるお金が大きければ大きいほど最低返済額は高い金額になります。
無利息期間中は30日間と長いのでなかにはこの期間中に初回の返済日が来てしまうこともあります。
よく無利息期間の中でお金を返せば利息は発生しないと思ってしまいがちですが、最低返済額を支払わないとその翌日から利息が発生してしまいます。
さらに支払いが遅れれば「遅延損害金」も発生してしまうのでいくらお得な無利息期間があったとしても、余計な利息が発生してしまい意味がなくなってしまうのです。
お金を借りる時にこういった条件や規約をしっかりと確認しておかないと、結果として損をすることに繋がってしまいます。
ちなみに最低返済額で支払った分は元金の返済に当てられます。
どんな人が利息なしでお金を借りることができる?または利用できない人とは
無利息期間に完済できる人
無利息期間に問題なく返済できるのであれば、お得なサービスといえるのではないでしょうか。
銀行や消費者金融でお金を借りる場合、どうしても金利の額が高いので借りた分だけお金を返済でき無駄なお金を支払うことなく、必要な時にお金を借りられるのは嬉しいですね。
例えば急な冠婚葬祭でお金が必要になってしまい、給料日まで一時的にお金を借りたい人にもおすすめです。
ただしローンによって開始時期に違いがあったり期間が異なるので、しっかりと確認しておきましょう。
少額の借入の人
消費者金融に少額借入をして一時的にお金を借り、給料日に返済するなど短期的な利用の場合は無利息期間内で借入て完済するのをおすすめします。
短期的な借入でも消費者金融の場合は高額な利息がかかってしまう場合があります。
時には借りた金額に見合わない返済額になってしまう場合もあり注意が必要です。
利用できない人とは?
無利息期間サービスは誰でも使えるサービスなの?
ローン会社によって提示されている条件を満たしていなければ、お金を借りることもできません。
そもそもキャッシングを利用する上で、審査をクリアしなくてはいけませんし、審査を通るには「安定した収入」があり、「初めてのキャッシング」の場合のみ、使えるサービスになります。
すでにローン会社に登録していて借入したことがある人はこのサービスが使えません。
会社によっては初回借入日から30日間の場合もありますので、すでに登録はしていてお金を借りたことがなければ、このサービスが対象になる場合もあります。
契約する前に!キャシング会社を決める時のポイントは?
消費者金融系カードローンの場合
消費者金融で無利息期間をもうけている会社はまだまだ少ない傾向にあります。
無利息期間ばかりに注目してしまうと、キャッシング会社を選ぶ時にいちばん大切なことを見逃してしまうことになります。
そもそも大手消費者金融の金利についてその違いは大差がないといえます。
アイフル・アコムの場合実質年率4.7~18%、プロミスの場合は4.5%~17.8%になり、そこまでの差がないことがわかります。
特に借入額が50万円未満の場合は即日キャッシングができる場合がほとんどですし、消費者金融に対して収入証明書を提出する必要もありません。
ATMの設置場所が近くにあるのかどうか、好き好みで選んでも大差がないのです。
銀行系カードローンの場合
銀行系カードローンの場合は銀行によって差が出てきますし、総量規制対象外であることも考えると、少しでも金利が安い銀行でお金を借りた方がお得です。
誰だってお金を借りる時は「本当に大丈夫なのか?」心配になることもあると思います。
やっぱり安心して借りることができる安心のサービスを利用することが大切です。
また知名度の低いサービスよりも大手である程度知名度がある会社でキャッシングを行うのをおすすめします。
あまり知られていない業者になると、無利子どころか金利が高くなってしまうケースもあります。
個人情報の扱いがしっかりとしていること、管理されているかどうかを調べた上でキャッシング会社を選ぶのをおすすめします。
申込後、審査に落ちてしまった場合はお金を借りることができない?
無利息期間を利用する前にキャッシングの審査に落ちてしまう場合も考えられます。
利息なしでお金を借りたいと思っていても、審査に必ず通るとは限りませんよね。
その為審査に落ちてしまいキャッシングを利用できなかった場合も考えておかなくてはいけません。
そもそも審査が一番厳しいのは銀行ローンです。
金利の額が低く設定されていることもあり審査を厳しくしていて、なかなか審査に通らない…なんて人もいます。
もし銀行ローンがだめだった場合は消費者金融の審査を利用するようにします。
消費者金融は銀行ほど厳しくはありませんが、借入額が少なければ少ないほど審査が通りやすい傾向にあります。
審査が通るかどうかは、「信用情報」によるものが大きく、過去に返済が遅れてしまったり、他社の借入を複数行っているなど、何かトラブルがおきてしまっていると信用情報に傷が残ってしまい、お金を借りることができません。
この場合、最低限5年以上は間を開けないと審査が通ることはありませんので、事前に信用情報に問合わせをして、自分の情報に傷があるのかどうか調べておくのもおすすめです。
申込みをしてしまうと審査に落ちた履歴も残ってしまうので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
無利息期間とは?
銀行や消費者金融からお金を借りる際に、借りた金額に発生する利息が一定の期間のみが0円になるサービス
内容は会社によって異なる
無利息サービスのある銀行や消費者金融
ジャパンネット銀行ネットキャッシング、レイクALSAなどの銀行と、アコム、プロミス、アイフルなどの大手消費者金融がある
サービス利用に向いている人
無利息期間内に完済できる人や、少額の借入を希望の人
キャッシング会社を決めるポイント
無利息期間のサービスばかりにとらわれず、他のサービスも見比べてみる
審査に落ちてしまったら
銀行ローンの審査は厳しい
消費者金融は借入額が少なければ少ないほど審査に通りやすい
目次
- 1. 金利ゼロでお金を借りることができる利息なし期間とは?
- 2. 比較してみよう!利息なし期間がある銀行&消費者金融一覧
- 2-1. 銀行 〜サイトからの申込で簡潔に〜
- 2-2. 消費者金融 〜即日融資も可能な場合も〜
- 2-3. その他のサービス「ノーローン」
- 2-4. プロミスの無利息期間ポイント制とは?
- 3. サービス利用中に金利が発生してしまうケースとは?
- 3-1. 無利息期間を過ぎてしまう
- 3-2. 最低返済額の支払い忘れ
- 4. どんな人が利息なしでお金を借りることができる?または利用できない人とは
- 4-1. 無利息期間に完済できる人
- 4-2. 少額の借入の人
- 4-3. 利用できない人とは?
- 5. 契約する前に!キャシング会社を決める時のポイントは?
- 5-1. 消費者金融系カードローンの場合
- 5-2. 銀行系カードローンの場合
- 6. 申込後、審査に落ちてしまった場合はお金を借りることができない?
- 7. まとめ
- 7-1. 無利息期間とは?
- 7-2. 無利息サービスのある銀行や消費者金融
- 7-3. サービス利用に向いている人
- 7-4. キャッシング会社を決めるポイント
- 7-5. 審査に落ちてしまったら