パート主婦でお金を借りる!利用可能なキャッシング先は?
「安定している正社員と比べ、パートだとお金を借りるのに審査が厳しいのでは?」と、お思いの方も多いと思いますが、しっかり条件を満たせていればパートでも借り入れすることはできます。
パートがお金を借りる条件とは?いくら借りられる?主婦だと少額になる?
これらの疑問の他にも、お金を借りる際の注意点についてもお伝えします。
パートでもお金を借りることはできる?必要な条件とは?
そもそも「パート」とはどういう立場?
もともとパートは「フルタイム」に対する言葉で、「パートタイム」を略したものです。正社員のようにフルタイムで働くことが難しい主婦や子育てをしている女性の働き方として広まりました。
「パート」「アルバイト」と使い分けられていますが、法律上の違いはありません。
どちらも「労働者」で、所定労働時間や所定労働日数などの条件を満たせば、正社員と同様に社会保険への加入や有給休暇の取得もできます。
”パートタイム労働法”という法律では、パートもアルバイトも「パートタイム労働者(短時間労働者)」と定義されています。
パートタイム労働者とは、簡単に言うと「1週間の所定労働時間が、勤務先の正社員の所定労働時間よりも短い労働者」です。
例えば、正社員の1週間の所定労働時間40時間に対して、1週間の所定労働時間が35時間の場合は、パートタイム労働者ということになります。
パートがお金を借りる条件とは?
大手消費者金融(※)では、お金を借りるのに以下のような条件があります。
※プロミス、アコム、SMBCモビット、アイフル
- 20歳以上
- 安定した収入があること
パートでも、毎月数万円~給料をもらっています。金額に関係なく、毎月定期的に収入があれば、パートでもお金を借りることができます。
正社員以外NGなど、条件が厳しい金融機関もある
ただし、パートの場合、どこでもお金を借りることができるわけではありません。
一部銀行系カードローンはNGで、「正社員のみ」「年収400万円以上」など、パートではクリアが厳しい条件があるケースが多いからです。
消費者金融・銀行系カードローン、パート主婦におすすめなのはココ
パートでもお金を借りることができる金融機関を一部ご紹介します。
【消費者金融】 | 【銀行系カードローン】 |
---|---|
プロミス | 三菱UFJ銀行カードローン |
アコム | みずほ銀行カードローン |
SMBCモビット | 三井住友銀行カードローン |
アイフル | りそな銀行カードローン |
大手消費者金融をはじめ、多くの銀行系カードローンもお金を借りることができますので、パートの方でも安心してお金を借りることができそうです。
お金を借りるときは融資限度額に注意!
消費者金融、銀行系カードローン、いずれもパートでもお金を借りることができることが分かりました。
では、実際にお金を借りる場合、いくらまで借りることができるのでしょうか?
正社員に比べるとパートは限度額が低くなる
パートと言っても、収入や勤務先、勤続年数などがそれぞれ異なりますので一概には言えませんが、一般的な限度額はおおよそ10万~30万円が相場です。
パートの場合は、正社員に比べると離職率が高くなるため、限度額は低く設定されることが多くなってしまうのです。
消費者金融で借りる場合は、「総量規制」に注意!
ただ、ここで注意!
消費者金融と銀行系カードローンとでは融資限度額に違いがありますので、借りるときには注意が必要です。
消費者金融
年収の1/3まで。
※貸金業法の「総量規制」で決められています。
銀行系カードローン
審査の結果次第で、その銀行が定める上限まで。
総量規制とは
消費者金融にのみ適用される規制のことで、借り手の保護を目的に導入された法律。
総量規制では、主に以下のようなルールが適応されます。
- 借入の合計金額が「年収の合計の1/3」を超えないように規制
- (例えば、年収300万円の場合、借入の上限額は1/3の100万円。)
- 既に年収の1/3以上の借入があると、追加融資は不可
収入だけじゃない!審査のポイントを抑えて、目指せ審査通過!
審査担当者が、審査で一番重視していることは、「返済能力」と「信用力」です。
具体的には、次の箇所を重点的にチェックしています。
年収<勤続年数
一つの職場で長く勤めていると信用評価が高いです。
高収入で単発の仕事よりも、低収入でも同じ職場に長く勤めている方がよく、基準は「1年」。最低でも、勤務年数は6カ月ぐらいはないと審査通過は厳しいです。
仕事を始めて間もない人は、収入が不安定と判断され、審査に通りづらいです。
ただ、大手消費者金融の中には、勤務年数をそれほど重視しない所もありますので一概には言えません。
安定した職種かどうか
人の出入りが激しい職種は、審査では不利に働きます。
他での借入件数、借入額
「他で既にお金を借りている」「他での借入額が既に年収の1/3近くある」などの場合は、審査通過は非常に厳しいです。
この場合、返済能力が低い可能性があると判断されてしまいます。
在籍確認がとれるか
勤務先に実際に勤めているかの確認も必ずあります。
というと、不安になる方もいるかと思いますが、金融機関の担当者は、会社名ではなく個人名で電話をかけてくれます。
電話で確認する内容も、会社に在籍しているかを確認するだけです。年収や勤務年数を勤務先の人に聞くような事はありませんので、安心してください。
【注目!】在籍確認をされたくない場合は…
もし、勤務先に電話をかけられると困る時は、本人確認の時に担当者に相談してみてください。
電話での在籍確認が難しいと判断されれば、他の方法を検討してくれる場合があります。
すべての金融機関でOKではないので確認が必要ですが、プロミス、アコム、アイフルなど大手消費者金融では、基本的には会社名の入った健康保険証や給与明細書、収入証明書の提出で、電話の省略ができます。
ただし、金融機関によって可否および対応方法が違いますので、確認が必要です。
在籍確認が不安な人は、お金を借りる前に一度相談してみましょう。
勤続年数が1年未満の人はどこから借りる?
審査のポイントで、勤続年数が長いほうが審査に有利だとお伝えしましたが、勤続年数が1年に満たないからといって、必ず審査に落ちるとは限りません。
勤続年数が短いパートの方でもお金を借りることができるのです。
勤続年数が短くても審査を通るポイント
嘘の申告をしない
カードローンの申込みを行う時に、もっとも注意すべき事は、勤続年数が短くても正直にありのままに申告することです。
勤続年数や年収についてウソの申告をすると、その時点で信用を落としてしまい、お金を借りることができなくなってしまいます。
安定した収入と返済能力がある
カードローンの申込みについては、各金融機関で条件が定められていますが、どの金融機関でも安定した収入があることが前提です。
年齢条件を満たしている
カードローンの契約時の年齢条件を満たしていて、なおかつ金融機関と連携する保証会社による保証が受けられる人であれば、申込みができます。
給料明細書を提出
カードローン申込みの際に収入証明書の提出が求められる場合、勤続年数が1年に満たない人でも、直近の3ヶ月分の給料明細書を提出すれば、審査を難なくクリアできる可能性も高いのです。
それでも心配な人は
勤続年数が1年に満たなくてカードローンの審査に落ちるのが心配な人は、審査基準の厳しい銀行系カードローンよりも消費者金融系カードローンに的を絞るのも良いですね。
パートが消費者金融系カードローンを申込みする場合、1つ注意点を挙げておくと、貸金業法の総量規制により年収の3分の1を超える金額の借入れはできません。
銀行系カードローンは貸金業法ではなく銀行法が適用されるため、このような規制はありません。
1年未満でも借りられるカードローン
勤続年数が1年未満でも申込み可能な消費者金融系カードローンには、プロミス・アイフル・SMBCモビットなどがあります。銀行系カードローンでは、ネットバンキングでおなじみのジャパンネット銀行などがあります。
金融機関によっては、専業主婦でもカードローンの申込みができるところもあります。その場合は、配偶者である夫に安定した収入があり、返済の見込みがあることが条件となります。
パート主婦がカードローンの申込みを行う場合、お金を借りる目的・最低限いくらまで必要なのか・短期間で返済できるか、この3点をしっかり踏まえておきましょう。
パートでも即日お金を借りられるの?
パートの場合でも、毎月安定した収入と返済能力があれば、即日お金を借りることも可能です。
ただし、銀行系カードローンの即日融資は実質的に不可能となったため、消費者金融系カードローンを選択するのがベストです。
消費者金融系カードローン申し込みの流れ
申し込み
消費者金融系カードローンの申込み条件として、定期的に安定した収入がある人なら、正社員・パート・アルバイトなどワーキングスタイルにはとくに関係ありません。あとは金融機関が定める年齢条件を満たしていれば、申込み可能です。
パソコン・スマホのインターネットから銀行または消費者金融会社のウエブサイトにアクセスすれば申込み手続きは24時間いつでも可能です。
インターネットができない環境の場合や、ネットでの申込みに抵抗がある人は、電話による申込みも可能です。
消費者金融系カードローンでは、無人契約機も設置されているので、誰にも会わずにスピーディーに申込み手続きを完了させることができます。
審査
カードローンに申込みした後は審査が実施されますが、消費者金融系カードローンは審査が緩やかです。金融機関での審査において、もっとも重視するのは年収の高さではありません。それよりも収入の安定性を重視しています。ですから、パート収入が少ない人も悲観する必要はありません。
即日でお金を借りるなら消費者金融系、安心の低金利にこだわるなら数日後に銀行系カードローンを契約すると良いでしょう。
近年は消費者金融会社で無利息サービスを実施しているところも増えてきました。借りるお金が少額で短期間の返済が可能であれば、無利息サービスのある消費者金融カードローンで、即日で融資を受けるのが賢い選択であると言えます。
家族や職場にばれずに借り入れをする方法
個人的な事情で急にお金を用意する必要が出てきた場合、今すぐにでも金融機関でお金を借りたいのが本音です。しかし、その一方で家族や職場の人に知られてしまうのではという不安が頭の中をよぎります。
とくにパートの主婦がお金を借りる場合、夫と子どもに知られてしまうと家族関係にヒビが入ってしまうのではと気になってしまい、お金を借りたくても申込みするのに躊躇する主婦も少なくありません。
しかし、結論から言えば、パートが家族や職場にばれずにお金を借入れする方法はあります。
プロミスならばれずに借り入れできる
数多い消費者金融系カードローンの中でも、パート主婦に厚く支持されているのがプロミスです。
その理由は3つ、プロミスは信頼と実績の高いSMBCグループの企業が健全に運営している金融機関であることです。カードローンを初めて利用する女性が安心してお金を借りられるように、レディースキャッシングもあります。
初めてお金を借りるのが不安な人にも、コールセンターでは女性の社員が対応しているので相談しやすくて安心です。
自宅に書類が届かない
ネットからの申込みでWEB完結なので、審査もスピーディーで専用のカードや書類などが自宅に届くこともありません。
ですから、家族にばれずに安心してお金を借りられるというわけですね。
在籍確認の電話を回避
お金を借りることを職場の人にばれないようにするには、カードローン申込み後の金融機関からの在籍確認の電話に注意する必要があります。
そもそも金融機関で在籍確認を行う理由は、カードローンを申込みした人が申込み時に記入した勤務先で本当に働いているか、それを確認するためです。
金融機関が社名を名乗って在籍確認の電話をすることはありません。在籍確認では必ず個人名で電話をして、本人が在籍していることを確認すること、用件はそれだけなので電話もすぐに終わります。
しかし、在籍確認の電話がいつかかってくるかと思うと不安になる人もいるものです。どうしても気になるなら、在籍確認をしない金融機関を選んでおくと安心ですね。その会社に勤務することを証明できる書類を事前に提出しておけば、在籍確認の電話をしない金融機関もいくつかあります。
社名が入った書類としては健康保険証や社員証などがあります。
企業によっては、パート主婦にも社員証を作るところもあります。
社員証はセキュリティカードとしての機能を持ち合わせており、これがなければ会社に入れない仕組みになっている場合もあります。仮に社員証や社名入りの健康保険証がなくても、給与明細書があれば、それを提出する方法もあります。
カードローンの申込みと利用で家族や職場にばれるリスクが回避されれば、安心してお金を借りられますね。
返済期日を守る
カードローンを利用する上でもっとも注意すべきことが1つあります。当然のことではありますが、借りたお金を返済期日までにきちんと返済しなければならないことです。
とくに在籍確認の電話がなく自宅への郵送物がない場合でも、万が一、返済期日に遅れてしまうと、自宅への電話や督促状が郵送されることもあります。
やむを得ず返済に遅れる場合はこちらから先手を打ち、金融機関に早めに連絡することです。
まとめ
パートとは
「パート」「アルバイト」で違いなし。
「1週間の所定労働時間が、勤務先の正社員の所定労働時間よりも短い労働者」のこと。
パートがお金を借りる条件
- 20歳以上
- 安定した収入があること
正社員に比べ限度額は低め
一般的にはおおよそ10万~30万円が相場。
年収<勤続年数
高収入で単発の仕事よりも、低収入でも同じ職場に長く勤めている方がよく、基準は「1年」。最低でも、勤務年数は6カ月ぐらいはないと審査通過は厳しい。